創生デザイン学科学生の作品が「お国ことばで縄文かるた」で入選しました

 創生デザイン学科では「地域文化論」の講義で、縄文文化を含めた地域の歴史や文化を取り上げています。今回はその一環で、NHK青森放送局「お国ことばで縄文かるた」の読み札募集に学生たちが応募。1000点以上の応募の中から、創生デザイン学科3名の作品が入選しました。
 講義担当の石毛先生と川柳の作成指導をした川守田先生は、世界に誇れる北海道・北東北の縄文遺跡群の素晴らしさを学びながら、若い世代が疎遠になりつつある方言に親しみを持つきっかけになればと応募の動機を語っています。

<入選作品と作成した学生>

隣接してる環状列石は まんず めずらしっきゃ(創生デザイン学科1年 永井陽月さん)
永井さん:小さい時に訪れた地元・秋田の遺跡と祖母が使う方言を思い浮かべて作りました。
     今後は八戸の遺跡にも行ってみたいと思います。

むがしがら 八戸の貝は うめごった(創生デザイン学科2年 佐藤理子さん)
佐藤さん:遠足などで是川遺跡を訪れる機会があり、縄文文化は身近な存在でした。
     縄文に馴染みの薄い若い世代を意識して読み札を作りました。

歴史ある たげいい遺跡 行ってみへ(創生デザイン学科2年 千葉大地さん)
千葉さん:地元に三内丸山遺跡があり、何度か訪れたことがあります。
     「たげ」という津軽弁を取り入れて縄文文化をアピールしました。

(2021年10月15日 掲載)