工学部工学科

工学部工学科コース一覧

 様々なデータから課題を解決し、新たな価値を創出。 目指すのは、これからの社会で必要となる数理・AI・データサイエンスの基礎知識を身につけたデータアナリティクスのスキルを持った人材、さらに専門分野の枠を超えた幅広い知識・応用力を備えた人材の育成です。

コースの特徴

機械工学コース
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電気電子通信工学コース
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システム情報工学コース
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生命環境科学コース
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建築・土木工学コース
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ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー等一覧

各コースの教員インタビュー

3つのポリシー(令和4年度以降の入学者)

■工学部 ディプロマ・ポリシー

工学部では、所定の教育課程を修め、以下の資質・能力を身につけたと認められる学生に対し、「学士(工学)」の学位を授与します。

1.豊かな人間性と総合的な判断力を基盤とする工学の素養
2.社会の変化に対応できる柔軟な思考力
3.工学基礎原理の理解とそれらの高度応用展開力
4.地域社会への関心をもつとともにグローバルな視野で物事を考えることができる力

◆工学科 ディプロマ・ポリシー

 工学科では、機械工学、電気電子通信工学、システム情報工学、生命環境科学、建築・土木工学のいずれかの分野において所定の教育課程を修め、以下の資質・能力を身につけたと認められる学生に対し、「学士(工学)」の学位を授与します。

(A)社会人としての良識と倫理観、地域社会に対する理解ならびにグローバルな視野
(B)専門分野の基盤となる基礎知識とこれらを活用して社会の発展に貢献できる力
(C)コミュニケーション能力と国際人としての姿勢
(D)基本的な専門知識と応用・展開力の素養
(E)実社会において実務に対処しうる課題解決能力・チームワーク力、自ら積極的・継続的に学んで行動する力
(F)北東地域における科学技術の動向への関心

■工学部 カリキュラム・ポリシー

工学部では、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を備えた人材を育成するために、次のような教育課程編成・実施の方針を定めています。

1.教育課程の骨格 カリキュラムを、「キャリア教育科目」、「総合教養科目」、「AI・データサイエンス科目」、「共創教育科目」、「工学基礎科目」、「専門科目」、「工学発展科目」、「特別専攻科目」で編成します。
2.
総合的な人間力を養成する教育を実施します 「キャリア教育科目」においては、高校から大学へのスムーズな移行や社会と接点のある教育を実施します。「総合教養科目」においては、専門分野を問わないリベラルアーツを展開し多面的に物事を考える素養を養います。これにより、豊かな人間性を涵養し、柔軟な思考力や幅広い視野に立った理解力を養成します。「共創教育科目」および「専門科目」においても、PBL、アクティブ・ラーニングなどの授業を展開し、豊かな人間性と総合的な判断力、主体性ならびに社会の変化に対応できる柔軟な思考力を養成します。
3.高度な情報活用能力を育成する教育を実施します 情報リテラシーとAI技術・データサイエンスの基礎を学ぶ科目を配置します。工学の専門分野においては情報技術を高度に利活用するための力を養成します。
4.地域社会との繋がりを重視した共創教育を実施します 社会が抱える課題の解決のために、地域への理解を深めるとともに、工学における専門分野の地域的・社会的な役割およびデザインの基礎について学ぶための科目を配置します。また工学とデザインを融合した学修や地域と連携したPBL、アクティブ・ラーニング教育を展開します。これにより、持続可能な地域社会づくりへの関心を深めるとともに責任をもって物事を考えることができる能力を養成します。
5.専門分野の基礎原理を理解・修得するための教育を実施します 工学の学問に必要な「工学基礎科目」を配置し、自然科学分野の基礎を幅広く養います。また、工学部の専門基礎原理を学ぶ科目を学期ごとに体系的に学べるように編成します。専門基礎と演習を組み合わせた授業、専門基礎原理の繰り返し学習を取り入れた授業などを展開し、これにより専門分野の基礎原理を理解・修得させる教育を実施します。
6.専門分野の基礎原理を実践的に応用展開できる力を身につけるための教育を実施します 高度な応用展開力を養うために、実践的な科目や実験・演習・実習科目を重点的に配置します。授業の中では、論理的な思考を通じて自ら考え纏めたことを発表・表現する授業を展開します。また身につけた複数の専門知識やスキルを統合し、課題の解決力と継続的に学習する力やプロジェクトマネジメント力を育成するために、「卒業研究」を必修とします。また、これらの科目群によりチームワーク力やリーダーシップ力も養成します。 さらに、工学における発展的・分野横断的な学びを強化するために「工学発展科目」や「特別専攻科目」を配置します。
7.グローバルな視野で物事を考えることができる力を養成する教育を実施します 「総合教養科目」を中心に、「専門科目」においてもそれぞれの分野においてグローバルな視点での授業を展開します。これにより、異文化と多様性を理解しつつ、グローバルな視野で物事を考えることができる素養を養成します。

◆工学科 カリキュラム・ポリシー

工学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を備えた人材を育成するために、次のような教育課程編成・実施の方針を定めています。

1.教育課程の骨格 カリキュラムを、「キャリア教育科目」、「総合教養科目」、「AI・データサイエンス科目」、「共創教育科目」、「工学基礎科目」、「専門科目」、「工学発展科目」、「特別専攻科目」で編成します。

2.教育課程の編成
(1)キャリア教育科目:高校教育から大学教育への円滑な移行と将来のキャリアプランニング、さらに倫理観・規律性、社会的責任感を涵養するための科目を配置します。
(2)総合教養科目:幅広い視野と教養、コミュニケーション・スキルを養うため人間科学、国際コミュニケーション、体育科学、総合学際の4分野にわたる教養科目を配置します。
(3)AI・データサイエンス科目:情報リテラシーを修得するとともに、AI技術、データサイエンスの基礎力および実践・応用力について学ぶための科目を配置します。
(4)共創教育科目:北東北を中心とした地域社会と科学技術についての包括的な理解、ならびに工学とデザインの分野を融合した学びを誘導する科目を配置します。
(5)工学基礎科目:専門科目の学習に必要な数学、自然科学、実験に係わる科目を配置します。
(6)専門科目:機械工学、電気電子通信工学、システム情報工学、生命環境科学、建築・土木工学のいずれかの分野について基礎的な知識と学力を修得し、それらを応用・展開できる能力を修得することを目的に基礎分野と応用分野から構成される科目を配置します。さら5 に企業などにおけるインターンシップ、より総合的な学習や特定領域における研究活動を行うための卒業研究を配置します。これらの科目群を通じて総合的な判断力や継続的な学習力、チームワーク力、リーダーシップ力、社会の変化に対応できる柔軟な思考力および課題解決能力を養成します。
(7)工学発展科目:工学分野の発展プログラムとして、原子力工学、ロボット工学、海洋学の各分野の科目群を配置します。
(8)特別専攻科目:少人数による分野横断型の教育を通して高度な応用・展開能力を修得することを目的として、解析、特別専攻プロジェクト、特別専攻ゼミナールの科目群を配置します。

3.教育課程の実施
(1)将来の進路や取得可能な資格の希望に応じて機械工学、電気電子通信工学、システム情報工学、生命環境科学、建築・土木工学の各コースが設けられ、2年進級時にコースを決定します。各コースには、その人材育成像に応じた履修プログラムとして修了要件を設定します。
(2)必修科目・選択必修科目・選択科目を適切に配置し、技術者として必ず身につけるべき共通の素養と、自らの興味・関心に基づく多様な分野の知識をバランスよく修得できるよう配慮します。
(3)工学基礎科目・専門科目においては、理論・知識を学ぶための講義科目と、学んだ知識の習熟および課題発見力・解決力の醸成のための演習・実験科目を連携的・系統的に配置します。
(4)実験・実習・演習などの科目を通じて実践的な教育(PBL)を充実させ、講義で学んだ知識を活用し、さらに理解を深めて応用力を養うとともに、新たな課題を自ら発見し解決する課題解決能力を養成します。これらの科目の修得の過程で自己管理力、チームワーク力、リーダーシップ力が身につくよう運営します。
(5)工学関連分野の横断的な学習を可能とするため、他のコースの専門科目も履修できるよう配慮します。
(6)学生の主体的・能動的な学びを促進するため、演習・実習科目はもとより講義科目についてもアクティブ・ラーニングを積極的に導入します。
(7)ネットワーク環境とITルームなどを充実させることで、大学での授業・教育に加えて、自宅での自律的な学習においてもICT機器の積極的な利用を促進します。また、通常の授業でも視聴覚機器を積極的に活用し、理解度の向上に努めます。

4.学修成果の評価 授業科目については、到達目標や成績評価の基準と具体的評価方法をシラバスに明示して学生に周知し、公正で厳格な成績評価を実施します。

■工学部 アドミッション・ポリシー

 工学部では、豊かな人間性、総合的な判断力を基盤とする工学の素養をもった人材、社会の変化に対応できる柔軟な思考力をもった人材、工学の基礎原理を踏まえ高度な応用展開能力をもった人材、地域社会への関心、そしてグローバルな視野をもった人材の育成を目指しています。 これらを実現するため、工学部では、本学が進める工学に関する教育研究活動に強い関心があり、本学において自らを向上させようとする意欲を持ち、高等学校で履修する教科・科目について基礎的な知識・技術を有している人を、多様な選抜制度により受け入れます。

◆工学科 アドミッション・ポリシー

 工学科は、高い倫理観、工学の専門知識と高度な応用展開力、論理的・創造的思考力やコミュニケーション能力を身につけ、異なる分野の人とも協調して課題解決にあたることができる人材の育成を目指しています。 工学科は、機械工学、電気電子通信工学、システム情報工学、生命環境科学、建築・土木工学の5コースの教育体制を取っており、工学科の目的ならびにそれぞれのコースの学びに強い関心があり、これらの能力を身につけて地域や社会で活躍したいという目標を持って主体的に取り組む人を受け入れます。

機械工学コース
 機械工学コースでは、材料力学および機械力学、熱力学および流体力学、情報および制御工学、材料および設計・加工学、自動車工学などについて学びます。

電気電子通信工学コース
 電気電子通信工学コースでは、電気エネルギーシステム、電子デバイス・システム制御、および情報・通信・メディアなどについて学びます。

システム情報工学コース
 システム情報工学コースでは、マルチメディア、ネットワーク、セキュリティ、システムなどの情報分野および情報関連分野などについて学びます。

生命環境科学コース
 生命環境科学コースでは、生命科学、食品科学、環境科学および化学工学などについて学びます。

建築・土木工学コース
 建築・土木工学コースでは、建築設計や建築計画、建築環境、インテリアデザインなどの建築学、または社会基盤施設の計画・設計・施工・維持管理などの土木工学について学びます