八戸工業
大学に
ついて

学長挨拶

地域の課題解決に、これまで以上に貢献できる大学になるために。

 八戸工業大学は1972年の創立当初から「良き技術は、良き人格から生まれる」を教育理念とし、常に地域社会の要請に応えながら社会に貢献できる人材を育成してきました。卒業生はこれまで大学院生で500名を超え、学部では17,000名を超えています。卒業生はそれぞれに県内外の企業・研究所の技術者、高校・中学校教諭、国・地方公務員、あるいは本学の教員として活躍しており、なかには海外で発展途上国のために活躍している卒業生もいます。卒業生の情報ネットワークとして同窓会が設立されており、卒業後の交流も盛んに行われています。
 本学が位置する八戸市および青森県は今、少子高齢化に伴う人口減少が大きな課題とされており、地域社会の変化に対応した社会像のあり方が模索されています。一方で、都市部にはない独自の文化や風土、自然環境、海洋資源など魅力的な要素は数多く、これらの良さをあらためて見直していこうとする動きも徐々に活発化しています。行政や企業側にとってもこうした動きは追い風であり、同時に地域のポテンシャルを引き出し、磨き、発信・展開していける人材への期待が大きく高まっていることも事実です。未来に夢を持つことのできる地域づくりに参画する人材の増加は、地域活性化においてますます不可欠なファクターの一つとなっていくでしょう。
 感性デザイン学部創生デザイン学科では、地域ブランドをビジュアルとプロダクトの両方から構築するビジュアルデザインコース、リビングデザインコースに加え、地域の企業や市民、行政と協力しながら地域の魅力を創造する地域づくりコースが開設されます。
 工学部でも、激動の時代に対応できるよう新たな取り組みが誕生します。2015年、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)との間で連携・協力に関する協定を締結したことを契機として新設されるのが、学科横断型の海洋学副コースです。海洋学という分野の興味関心を受け止め、将来への確かな足がかりとする魅力的なコースです。
 さらに、より高度な学習への意欲を持つ方の期待に応える新たな教育プログラムも導入します。これにより感性デザイン学部では地域活性を力強く推進するリーダーの育成を、工学部では次代を動かす優れたエンジニアの育成をそれぞれめざしています。
 今日、地域との連携は、大学に求められる重要なミッションとしてますます認識されつつあり、地域から期待される役割を果たすことで、地域と本学との信頼関係をより一層強固なものとし、発展を続けていく原動力になり得るものと考えています。本学にはこれまでにも地域貢献をテーマとした豊富な研究事例があり、積み上げた知見を礎にさらにさまざまな可能性の扉が開かれていくであろうことは疑うべくもありません。
 本学の新たな挑戦、そして人材育成への姿勢に共感し、「ここで地域の課題解決につながる知識・技術を学びたい!」と感じられたなら、ぜひ本学の恵まれた環境のもとで将来に向き合い、夢を叶える確かな力を養っていただきたいと思います。私たちは、その意志を全力でサポートしていきます。

八戸工業大学 学長 長谷川 明

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