公開講座

令和5年度 八戸工業大学公開講座について

 八戸工業大学では、一般市民のみなさまを対象に本学が主催する公開講座を開講しています。文化・教養の向上のみならず、暮らしに役立つ情報や子どもたちの興味をかきたてるものなど、さまざまな学びの場を提供しています。
 今年度は、各月開催の「マチナカ公開講座」と題し、工学・デザイン・地域・教養に関連したトピックス等を提供する一般向け講座として、工学部・感性デザイン学部・基礎教育研究センターの各部局の教員がそれぞれの特色を生かした講座を開催いたします。また、例年通りの「体験型公開講座」も開催致します。開催内容は月ごとに更新していきます。是非お気軽にご参加ください。

 Twitterも始めました 


 講演型の公開講座は、申し込み不要(一部予約制あり)受講料無料の講座となっております。当日は、感染状況等に応じて人数制限を設ける場合があります。先着順となりますのでご了承ください。感染症や自然災害の影響を鑑みて中止・変更する場合がありますので予めご了承ください。感染症対策のため、当日はマスクの着用をお願いいたします。体調がすぐれない方は参加をご遠慮ください。

<全ての講座共通(講演型)>
会場:番町サテライトキャンパス・ばんらぼ(八戸市番町9-5 協栄八戸番町ビル1階)
問合せ先:0178-25-8005(八戸工業大学 社会連携学術推進室 公開講座担当)

■9月の予定
■9月の予定(HITリケジョLABOコラボ)
■10月の予定

今後の予定

9月22日(金)18:00~19:30
つらい草刈りは自作ロボットにおまかせ
講師:工学部 工学科 藤岡与周 教授
内容:ラジコン草刈ロボットの自作方法を紹介。壊れても自分で直せます。荒地など一筋縄ではいかない草刈りを、日影の涼しい場所からゲーム感覚で楽しく?チャレンジしませんか。

9月23日(土)13:30~15:00
環境に優しい化学 グリーンケミストリー
講師:工学部 工学科 小林正樹 教授
内容:地球温暖化などが問題となる今日、ものづくりの手法も環境にやさしいものでなければなりません。グリーンケミストリーでこれを考えましょう。

9月24日(日)13:30~15:00
3Dスキャンによる文化財のデジタルアーカイブ
講師:工学部 工学科 伊藤智也 教授
内容:最先端の3D スキャン技術を用いた文化財の立体データ化に焦点を当てます。デジタル技術を活用した文化財のリアルな復元や保存、新たな展示手法など、未来の文化財保存について紹介します。

9月29日(金)18:00~19:30
飲み水の未来とSDGs
講師:工学部 工学科 鈴木拓也 教授
内容:飲み水(水道水)のこれまでの歴史を振り返り、これからの未来の飲み水のあり方について、SDGsや人口減少社会の観点を踏まえながらお話します。

10月1日(日)13:30~15:00
近代三八・二北地区における英語との遭遇
講師:基礎教育研究センター 岩見一郎 教授
内容:今や生活の様々な場面で目にする英語。三八・二北地区では、幕末から戦前にかけて、その英語とどのような遭遇があったのか、具体的な出来事を紹介しながら見ていきます。

10月14日(土)13:30~15:00
介護のための人間工学
講師:工学部 工学科 高橋晋 教授
内容:介護の専門知識を持たない家族による在宅介護が必要な時代。介護者と要介護者が共に安全で少しでも楽になるための基本動作と人間の身体的特性を工学の目線と立場からお話します。

10月20日(金)18:00~19:30
なぜ、世界はそのように見えるのか?
講師:基礎教育研究センター 佐藤手織 教授
内容:「○○が見えるのは、○○があるからだ」という、素朴でありながら、心理学ではかなり革新的とされる考え方について、俳句等を参考にしながら、ご紹介したい、と思います。

10月21日(土)13:30~15:00
暑さ・寒さとコンクリート
講師:工学部 工学科 野口巧巳 助教
内容:コンクリートは寒暖の影響を強く受ける材料で、対策を怠れば居住性悪化や性能低下につながります。コンクリートは気候にどのように付き合っていけばよいのでしょうか?

10月28日(土)13:30~15:00
昔の明かり、今の明かり
講師:工学部 工学科 花田一磨 准教授
内容:10月21日は「あかりの日」。発明家エジソンが白熱電球を発明したことの記念日です。昨今、白熱電球はLED電球に置き換わりつつありますが、これはなぜか。青森県にちなんだ明かりの話題など、明かりについて考えます。


体験型講座

10月に延期いたします。
8月19日(土) (午前の部)10:30~12:00 (午後の部)13:00~14:30
人工衛星で見る八戸の歴史
対象:小学生以上
場所:番町サテライトキャンパス ばんらぼ
参加費:無料

9月24日(日) 10:30~12:00(10:20~入場可)
八戸工業大学 マチナカ卓球教室
対象:卓球経験のない初心者および初級者(小学生以上)
受講料:無料
定員:10名
定員に達しましたので、申込を締め切りました。

11月19日(日) 13:00~16:00
ジュニアプログラミング講座~迷子のミニロボをゴールまで導け!~
ロボット操作、Windows PC操作、Scratchプログラミング
対象:小学1~6年生(プログラミング経験不要)
受講料:無料
定員:10名(保護者同伴要)先着順
申し込み方法こちらのチラシをご確認ください。




終了した講座(令和5年度)

4月22日(土) 13:30~15:00
「八戸っていい所だなあ~」ー八戸藩誕生・港湾整備・工業地帯発展などに見る八戸の魅力ー
講師:八戸工業大学 学長 坂本 禎智
内容:先人の努力と苦労があっていまの八戸があります。八戸藩の誕生、港湾整備・臨海工業地帯発展の推移など、知れば知るほど愛着が湧いてきます。本講座では、八戸工業大学学長が、一人のエンジニアとして愛するようになった八戸の魅力を語ります。

講座に関連し、坂本学長の個展を開催します。
「北の幽景」
4月12日(水)11:00~4月24日(月)18:00、番町サテライトキャンパスにて(火曜日休館)

5月13日(土) 13:30~15:00
AI ChatGPTとの良い関係~プログラミング編~
講師:工学部 工学科 本波洋 講師
内容:まるで優秀なアシスタントのようなAIチャット。本講座では、この代表格であるChatGPTにプログラム自体を作らせるライブデモを見て頂きながら、AIとの良好な関係を探って行きます。

5月14日(日) 13:30~15:00
グリーン・トランスフォーメーションで考える光の科学~DXはもう古い? E,Fすっ飛ばして2023年はGXだ!~
講師:工学部 工学科 川本清 教授
内容:GX(グリーン・トランスフォーメーション)はDX(デジタル・トランスフォーメーション)を省力化・効率化にとどめることなく、脱炭素化社会の達成にもつなげていこうとする取り組みです。5月16日の「国際光デー(IDL2023)」を前に、簡単な分光器を工作して、光の科学とGXのかかわりを考えましょう。

5月20日(土) 13:30~15:00
学生の卒業設計から見た八戸の建築の可能性
講師:工学部 工学科 小藤一樹 教授
内容:建築・土木工学コースでは卒業研究として「卒業設計」を選択できます。本講座では八戸を対象とした作品を通じて学生から見た八戸の建築の可能性を紹介します。

6月2日(金) 18:00~19:30
大人のための体育講義①~健康と体力~
講師:基礎教育研究センター 大室康平 准教授
内容:人が生きる上で体力は重要です。体力と健康に関する講義と、簡単な体力の測定を実施します。この機会に自身の健康と体力について考えてみましょう。

6月3日(土) 13:30~15:00
卓球の魅力
講師:基礎教育研究センター 塩入彬允 助教
内容:卓球は誰でも気軽に楽しむことができるスポーツです。歴史やデータを紹介しながら卓球の魅力をお伝えしたいと思います。

6月10日(土) 13:30~15:00
ブランコはなぜ揺れる?
講師:工学部 工学科 太田勝 教授
内容:複数のブランコの中で1つでだけ、自然に動き始めるブランコがTV等で紹介されています。この不思議な現象について、振動の話を交えながら説明します。

6月17日(土) 13:30~15:00
半導体って何?~半導体は何がそんなに凄いのか?~
講師:工学部 工学科 石山武 教授
内容:ここ数年、「半導体不足」が世界中に大きな影響を与えています。なぜそれほどまでに半導体は重要なのでしょうか?そもそも半導体とは何なのでしょうか?お話します。

6月24日(土) 13:30~15:00
みんなで作る種差海岸花マップ!
講師:工学部 工学科 田中義幸 教授
内容:「三陸復興国立公園・種差海岸」で実施中の、学生・市民参加型植生モニタリングの成果を解説します。種差の花々のパネル展示も同時開催!久しぶりに種差海岸に行ってみたくなりますよ!

7月8日(土)13:30~15:00
コンピュータで音を操る
講師:工学部 工学科 越田俊介 准教授
内容:オーディオ機器や電子楽器などで不可欠な、コンピュータによる音楽信号の生成や雑音除去の技術について、デモを交えて解説いたします。

7月15日(土)13:30~15:00
ヨーロッパの国際アート展から考える、西洋美術とアジア
講師:感性デザイン学部 感性デザイン学科 東方悠平 准教授
内容:2022年にイタリアで開催された第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展と、ドイツで開催されたドクメンタ15を通して、近年の現代美術とアジアとの関係についてお話しします。

7月22日(土)13:30~15:00
トンボの美の創作-サイエンス面からの探究-
講師:八戸工業大学 名誉教授 田中昇 氏
内容:トンボは日本では200種以上、世界では5000種以上が発見・観察されています。環境保全のため、これらトンボの保護活動の一助になればとの想いでトンボの創作を行ってきました。これまで創作してきた国内外のトンボ60点以上を、創作の資料とともに展示します。工学やデザインと聞くと難しく感じられるもしれませんが、ものづくりの基礎として、科学の面白さを体感してみてください。
*講座と併せて、作品の展示も行います。(7/6(木)~7/24(月) 11:00~18:00(火曜日休館))

7月29日(土)13:30~15:00
三社大祭の歴史をたどる
講師:工学部 工学科 佐々木崇徳 教授
内容:江戸時代に始まり、現代につながっている三社大祭。人々はどういった思いで祭りを始めたのか、そしてその思いはどのように受け継がれてきたのか。祭りの形態や山車の変遷など、三社大祭を巡る歴史を一緒にたどってみましょう。

7月31日(月)18:00~19:30
三社大祭をアートの視点で考える-祭りの古今東西-
講師:感性デザイン学部 感性デザイン学科 皆川俊平 准教授
内容:今年は4年ぶりに各山車の競演が見られる三社大祭。華麗な装飾は祭りの醍醐味のひとつ。伝統的な祭りの形態をアートの視点で見つつ、現代の「祭り」について考えます。

8月26日(土)13:30~15:00
Depth Cameraによる3次元マップの自動生成
講師:工学部 工学科 神原利彦 准教授
内容:Depth Cameraというカメラセンサを使って立体的な3次元マップを生成する技術を紹介します。

8月27日(日) 9:30~12:30
牧野富太郎の図鑑と「らんまん」に歩く種差海岸
対象:中学1年生~成人(定員20名)
集合:南浜公民館 2Fホール(八戸市大字鮫町字棚久保14番地48)
参加費:保険代300円、バス代100円

8月31日(木)18:00~19:30
絵具の成り立ち、色の仕組み
講師:感性デザイン学部 感性デザイン学科 宇野あずさ 講師
内容:私たちの暮らしを豊かにする「色」。色の素となる「顔料」を抽出し、絵の具にするプロセスを体験しながら、色の仕組みを紹介します。

9月1日(金)18:00~19:30
”ドクターカーが走る街”HACHINOHE
講師:工学部 工学科 浅川拓克 准教授
内容:みなさんドクターカーはご存知ですね!2010年ドクターカー1号の導入、2016年世界で初めて現場での手術を可能にしたドクターカーV3。そしてこの秋、新たなドクターカーの物語がこの街から始まります。あなたは歴史の目撃者となる!!

9月2日(土)13:30~15:00
ひみつの蕪島-2022年蕪島環境調査で分かった蕪島の植物-
講師:工学部 工学科 鮎川恵理 准教授
内容:天然記念物に指定されてから100年、ほとんど未解明だった蕪島の植物の分布や生き方が分かってきました。みなさんの知らない、ベールに包まれたウミネコ保護区内の「ひみつの蕪島」の姿をお話します。

8月2日(水)18:00~19:30
葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のヒミツを探ろう!
講師:感性デザイン学部 感性デザイン学科 石毛清八 准教授
内容:大いなる自然とそれに立ち向かう小さな人間。動と静、遠と近、そこに描かれた無限に広がる空間。「グレート・ウェーヴ」として世界的にも有名な「神奈川沖浪裏」のヒミツを探る。