このたび、感性デザイン学部科目「映像制作実習」の一環として、カメラマン・山田達也氏をお招きし、映像撮影ワークショップおよび特別公開講座を開催いたします。
山田氏は、映画『光る川』(金子雅和監督・2025年)において、第23回イタリア・イスキア映画祭「最優秀撮影賞」を受賞された撮影監督です。日本のインディペンデント映画界を代表するカメラマンの一人として活躍される一方、立教大学や映画美学校などで教鞭を執り、次世代の映像作家の育成にも精力的に取り組まれています。
カメラマンは単にカメラを操作するだけの存在ではありません。監督の演出意図や俳優の表現を映像として具現化し、作品の世界観を構築する重要な役割を担っています。光と影の設計、色彩表現、画面構成などを通じて観客の感情を導くその仕事には、高度な技術と豊かな感性の両方が求められます。
本企画では、第一線で活躍する山田氏に、映画撮影の現場で培われた経験や作品づくりの舞台裏、そして「カメラを持つこと」の意味について、学生や地域の皆さまと近い距離でお話しいただきます。2日間にわたり、学内限定のワークショップと、市民のみなさま向けの特別公開講座をそれぞれ開催いたします。一般公開講座は申込不要・参加無料ですので、ご関心のある方はぜひお気軽にお越しください。
【開催概要】
・「映像撮影ワークショップ」(学内限定)
日 時:2026年6月27日(土)2限~5限
会 場:八戸工業大学 メディアセンター
内 容:「映像制作実習」受講生を対象としたワークショップ
※こちらは工大生限定の非公開プログラムとなります。
学内関係者の聴講は可能ですので、ご希望の方は事前にご連絡ください。
・山田達也氏 特別公開講座
「カメラを持つ人 〜映画撮影という仕事〜」(一般公開・申込不要)
日 時:2026年6月28日(日)13:30~15:30(13:00開場)
会 場:八戸クリニック街かどミュージアム(八戸市柏崎1丁目8-29)
定 員:30名(先着順)
参加費:無料
対 象:どなたでもご参加いただけます
※事前申込は不要です。直接会場へお越しください。
主催:八戸工業大学感性デザイン学部 戴研究室
共催:八戸クリニック街かどミュージアム「白マドの灯」
【講師】
山田達也(やまだ たつや)氏
カメラマン、立教大学現代心理学部映像身体学科 特任教授。
瀬川順一氏に師事し、ドキュメンタリー、企業VP、IMAX作品などの撮影に参加。その後、劇映画やCMの撮影助手を経て、石原プロモーションにて金宇満司氏に師事する。近年の主な撮影担当作品に、半野喜弘監督『雨にゆれる女』(2016)、佐向大監督『教誨師』(2018)、熊切和嘉監督 WOWOW連続ドラマW『60 誤判対策室』(2018)、古澤健監督『たわわな気持ち』(2019)、テレビ東京連続ドラマ『お茶にごす。』(2021)、さかはらあつし監督『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』(2021)、万田邦敏監督『愛のまなざしを』(2021)、金子雅和監督『水虎』(2022)、『光る川』(2024)などがある。また、映画美学校高等科とのコラボレーション作品も数多く手がける。現在は、2027年公開予定の長編劇映画のポストプロダクションに携わっている。