自動採譜した楽譜を使って、邦楽とジャズのコラボを実現!(9/9更新)

 大学院 工学研究科の小坂谷壽一教授が取り組む研究の一つに、「自動採譜装置」があります。三味線を弾けば、自動的に三味線譜と西洋譜ができるものです。口伝により音楽が正確に残らない、邦楽人口の減少により民謡が継承されない、といった問題を解決する一助となるのがこの装置です。
 昨年、装置を使って採譜した民謡楽譜100曲を八戸市に寄贈しました。

 本件に関連して、7月28日(木)に、システム情報工学コースと感性デザイン学科の学生を対象とした特別授業が行われました。
 小坂谷教授は自身が通っていた三味線教室での経験が研究のきっかけだったと話し、開発の苦労を「紆余曲折の10年間」と表現。装置の機能などについて熱く語りました。またこの日は、津軽三味線奏者の松田隆行さん、ジャズピアニストのデイビッド・マシューズさんにもお越しいただきました。自動採譜装置で作成された西洋譜をマシューズさんが演奏し、松田さんが歌唱。民謡「鰺ヶ沢甚句」と「田名部おしまこ」がジャズ風にアレンジされ、新鮮な音楽に触れることができました。マシューズさんも「very very interesting」と演奏を楽しんだよう。松田さんは「民謡が生き残るための新しいアプローチになれば」と今後の展開に期待を寄せました。


(2022年7月29日 掲載)

●2022年8月2日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2022年8月3日 追記)

●2022年8月9日(東奥日報)
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(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2022年9月9日 追記)