下北地区の豪雨災害調査を実施しました

 八戸工業大学インフラ・防災技術社会システム研究センターでは9月8日、青森県県土整備部の要請を受けて8月10日に発生した下北地区の豪雨災害調査を実施しました。
 長谷川明名誉教授(橋梁工学)、土木建築工学科・竹内貴弘教授(水工学)、土木建築工学科・金子賢治教授(地盤工学)、土木建築工学科・高瀬慎介准教授(計算力学)の4名が参加しました。
 小赤川河口付近の小赤川橋の被災現場では、豪雨をきっかけとする洪水に関して、斜面災害・砂防・洗掘・流木堆積など、様々な事象が複雑に関連して発生した橋梁崩落について視察しました。また、国道279号線沿いで発生した多数の斜面崩壊についても調査を行いました。

 ご協力をいただいた青森県県土整備部や(株)キタコン(弘前市)の方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
 現地は、想像以上に大きな被害を受けておりました。被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

(2021年9月9日 掲載)