防潮堤壁画プロジェクトを実施しています(11/2更新)

 岩手県山田町にて実施している、防潮堤壁画プロジェクトについて、参加学生が現状をリポートしてくれました。


 10月30、31日の2日間、岩手県山田町での今年度最後の壁画制作作業を行いました。新型コロナウイルスの急激な感染拡大による岩手県独自の緊急事態宣言などの影響もあり、8月上旬から着手した制作作業は計画通りに進まない時期もありました。そのような状況下でも大久保航也さん(プロジェクトリーダー:感性デザイン学部4年)を先導に参加者全員が協力し効率的に作業を進めてきたおかげで、お神輿や鯨など山田町に関わるイラストの一部が完成しました。初年度としては十分以上の進捗成果となり、作業が進むにつれ、町民の皆様からの声援も多く頂きました。参加学生にとってはとても励みとなっていました。
 冬期間は塗料や安全面の問題から、大がかりな制作作業は休止し、住民や街並みを対象とした調査を行います。来年度から制作作業を再開する予定です。

(2021年11月2日 掲載)


 岩手県山田町にて、創生デザイン学科の学生・教員と大学院社会基盤工学専攻の学生が参加する防潮堤壁画プロジェクトが8月5日から始まりました。
 このプロジェクトは、東日本大震災後に再建された津波防潮堤を大規模なキャンバスとして活用し、山田町にまつわる壁画を製作する事により、景観を改善しながら3.11の津波を知らない世代へ防潮堤の存在意義を伝えていく事を目的として行うものです。
 山田町役場をはじめ、町内の皆様のご協力と応援の声をいただいており、新型コロナウイルスへの感染対策を行いながら、今年度は10月末頃まで足を運び作業を進める予定です。

(2021年8月10日 掲載)


以下のメディアで取り上げていただきました。

●朝日新聞デジタル(2021年9月11日掲載)
山田町の防潮堤をカラフルに 学生が復興支援を機に企画

●デーリー東北(2021年10月16日掲載)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(デーリー東北新聞社から許可を得て掲載しています。)

●岩手日報(2021年10月31日掲載)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(岩手日報社から許可を得て掲載しています。)