本学の感性デザイン学部 安部信行教授は、バリアフリー・ユニバーサルデザインを専門とし、自治体や障がい当事者、市民、学生らと連携しながら、誰もが安心して暮らし、移動できる地域づくりに関わっています。今回は、安部教授が携わる地域と連携したバリアフリー・共生社会づくりの取り組みをご紹介します。
八戸市では、本八戸駅から中心市街地までを一体的に捉えたバリアフリー基本構想の策定に向け、「八戸市中心街地区バリアフリー推進協議会」が設置されています。安部教授はバリアフリー・ユニバーサルデザインを専門とする学識経験者として協議会に参加し、検討に携わっています。
また三沢市では、移動等円滑化推進協議会への参画をはじめ、障がい当事者や市民、学生らとともにまちあるき点検やワークショップが実施されてきました。さらに、学生との協働によるバリアフリーマップの制作など、大学の教育・研究と地域をつなぐ取り組みを進めています。
その発展として、現在、大阪・関西万博でも紹介された視覚障がい者向け歩行支援技術「ナビレンス」に着目し、視覚障がい当事者を対象とした体験会や試験導入などを通して、新しい技術を活用した移動支援の可能性が模索されています。
青森県南地域は、冬期の積雪や凍結によって歩行環境が大きく変化する地域です。積雪寒冷地域ならではの移動上の課題があります。今後は、こうした地域特性を踏まえながら、視覚障がい者をはじめ誰もが安全・安心に移動できる環境づくりと、新しい歩行支援技術の活用可能性について検討していくことも重要だと考えられているそうです。
今後は9月末から10月初旬に八戸市中心市街地区において、学生や障がい当事者の方々とともにまちあるき点検が実施される予定です。
八戸市中心街地区バリアフリー推進協議会での取り組みをはじめ、青森県南地域におけるバリアフリー・共生社会づくりの取り組みについて、デーリー東北に掲載されました。
●2026年8月26日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)