平成25年度学生チャレンジプロジェクト事業(学チャレ)報告

減水濃縮したヨーグルトドレッシングの開発

グループ名称 食品研究会
活動団体 課外活動
代表者名 近藤 士靖
指導・相談・助言教職員名 青木 秀敏

目的

健康志向が高まる現在、脂質や塩分を少しでも減らしたいと思う方も多いだろう。ドレッシングは脂質が高く、ノンオイルドレッシングは脂質はないが塩分が高くなっている。そこでこの2つを解決できる低脂質・低塩分のヨーグルトドレッシングの開発に取り組んだ。

特徴

開発中のドレッシング

減水濃縮とは水切りのことで、ホエイを抜くことで一味違うヨーグルトとなる。これを使うことで脂質と塩分が抑えられる。さらに減水濃縮したことにより弾力が生まれ、食べて楽しめるドレッシングとなる。また、不足しがちな乳酸菌を少しずつだが摂取することができ、腸内環境も整えることができる。

これまでの活動・取組内容

キャンパスベンチャーグランプリ東北を目標の1つとして取り組んできた。12月に行われ、努力賞を受賞し、2月に表彰式に出席した。2月17日のデイリー東北に掲載された。

今後の展開・活動

今回の活動を通して、食に対して重要視していたことは食感だと気づいた。今後、より良い食感を求めて、ヨーグルトドレッシングの完成を目指す。

復興支援プロジェクト ~Team KD~

グループ名称 Team KD
活動団体 K科1、2年有志
代表者名 田中 悠生
指導・相談・助言教職員名 安部 信行

目的

野田村での活動の様子

私たちは2011年3月の東日本大震災により被災された方々をデザインを通したワークショップを通じて活動している団体です。被災した八戸の方や八戸に避難してきている方、岩手県野田村の方々を中心に心のサポートを“デザイン“という視点から被災された方々の心のサポートをする活動をしていきたいと思い、学生チャレンジプロジェクトとして、活動しています。

特徴

クリスマスケーキ作成の様子

  •  2013年11月2日
    • 岩手県野田村キッズセンターにてボランティア活動を行いました。ホットケーキ、ジュース、お面や輪投げ、折り紙と、子どもたちが喜んでくれそうなイベントを企画し、活動しました。
  • 2013年12月8日
    • 八戸市社会福祉協議会のご協力を得て八戸へ避難してきている方を対象とした“クリスマスケーキを作ろう会“を実施しました。プロのパティシエの方の手本を見て実際に自分たちの手でケーキを作りました。
  • 2014年2月1日
    • 八戸市内の彩画堂にてものづくりワークショップを開催しました。八戸高専の方と協力して企画した「ミサンガ作り、折り紙、缶バッジ作り」を行いました。同日開催で「感性デザインフェスタ」も行っていました。

今後の展開・活動

ものづくりワークショップの様子

私たちはボランティア活動を通して、さまざまな方々とふれあう機会や学ぶ事がたくさんありました。
今回、学生チャレンジプロジェクトとして予定していた活動は全て終わりましたが、来年度も継続して“デザインを通したワークショップボランティア”を行っていきたいと思います。
今回の活動を振り返り、来年度には今年以上に「楽しい!」と思ってもらい、少しでも心のケアができる活動を行っていきたいと思います。

大学施設を活用したプロジェクションマッピング映像の制作

グループ名称 プロジェクションマッピング研究会
活動団体 I科学生
代表者名 高橋 良
指導・相談・助言教職員名 伊藤 智也

目的

プロジェクションマッピングの様子(1)

弊団体は、施設の壁面や物体に映像を投影する技術である“プロジェクションマッピング”に興味を持った有志が集まり、映像制作を行っています。

特徴

プロジェクションマッピングの様子(2)

システム情報工学科の映像制作・映像編集施設を使用し、まだ一般的に確立された制作方法が確立されていないプロジェクションマッピング技術を機材を手配することころから、試行錯誤し調査・検討を行っています。
これまで、実際に教室の壁や物体を対象とした作品の制作を行ってきました。次の段階として、多くの関係者の方々の協力を得ることで、大学施設を活用したプロジェクションマッピング映像の企画しています。

これまでの活動・取組内容

-大学施設を活用したプロジェクションマッピング映像の企画-
八戸工業大学の建造物に向けてプロジェクションマッピングを行います。プロジェクションマッピングの技法を用いて、八戸工業大学の建造物、施設を活用した映像制作を行うことで、大学の魅力を再発見し、また学生主体による創造的な映像コンテンツの発信していくことを目指します。