田中義幸准教授が地球規模の環境問題を解決するためにJICA専門家に就任

本学基礎教育研究センター・田中義幸准教授が、JICA(独立行政法人国際協力機構)の専門家に就任し、JICAとJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が実施する日本と開発途上国との国際共同研究プログラムに参画します。

研究課題「コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系とその多面的サービスの包括的評価と保全戦略」(代表:東京工業大学 灘岡和夫 教授)のメンバーの一員として、地球温暖化や海洋酸性化などの地球規模の環境問題を解決するために、北海道大学、東京大学などの専門家とともに、フィリピンやインドネシアを代表する大学の研究者と共同して、マングローブや海草藻場などの沿岸生態系(ブルーカーボン生態系)の保全を目指して研究します。

このたび、田中准教授はフィリピン大学の教授ら上記メンバーとともに、フィリピンのブスアンガ島やパナイ島のブルーカーボン生態系を視察しました。

以下、関連の新聞報道です。あわせてご覧ください。

地球規模の課題に挑む 東南アジアで沿岸生態系調査 温暖化などにどう影響 八工大 田中准教授  JICA専門家に(2017年5月5日デーリー東北)

八工大・田中准教授 JICA事業参加 環境問題「解決したい」 アジアの海草、マングローブ どう保全(2017年5月9日東奥日報)