令和5年度学位記授与式を挙行しました

 3月19日(火)、令和5年度学位記授与式を挙行しました。本学体育館を会場に、来賓ならびに保護者の方々、教職員が卒業生・修了生の門出を祝いました。坂本禎智学長は告辞で、学生たちのこれまでの努力を称え、成長を喜びました。これから先課題に直面した時は「人や組織など他と繋がることを意識して」と積極的に人と交流することの大切さに触れ、エールを送りました。

 続いて、大学院と学部それぞれの代表学生に坂本学長から学位記が授与されました。修了生、卒業生を代表して堀合紳弥さん(博士後期課程 社会基盤工学専攻)と瓜田壮一郎さん(システム情報工学科)がそれぞれ謝辞を述べました。
 堀合さんは、災害発生時の避難行動という自身の研究テーマに触れ、地域のために何ができるか考え続けた日々を振り返りました。今後も「社会貢献を意識しながら新たなことに取り組む」と意気込みました。瓜田さんは、2年生の時に学科の学生全員で取り組んだプロジェクトを回顧。「得た知見や経験に誇りを持つ」と将来への決意を新たにしました。

 今年度は、学部生256名、博士前期課程4名、博士後期課程1名が卒業・修了しました。本学を巣立った学生は2万人を超え、多様な分野で活躍しています。本学はこれからも、未来を担う人材を育成する地域の拠点として、教育、研究活動を行ってまいります。

 学位記授与式を迎えられた卒業生・修了生の皆さま、おめでとうございます。本学での学びを糧に、皆さまが社会でご活躍されることを祈念いたします。

(2024年3月21日 掲載)