「カーボンニュートラル入門」が開講されました(1/22更新)

 1月19日(金)、今年度後期より開講した講義「カーボンニュートラル入門」の最終回が行われました。受講生は前回までに、グループに分かれ南部地方のカーボンニュートラルについて検討していました。これまでの講義内容やインターネットによる調査、グループでの話し合いを経て、発表スライドを作成。当日は検討結果をプレゼンし、参加者からの質問に答えました。
 洋上風力や地熱、漁業などグループによって着目点は様々でした。課題について調査しその過程と結果を発表するのは、1年生にとってまだ慣れないスタイルだったよう。講義を担当した折田教授は「今後自分の意見を発表する機会が増えていく」と話し、学生たちの活発な議論を歓迎しました。

 本学では引き続き、カーボンニュートラル関連の講義を展開していくとともに、同分野を担う人材育成を進めてまいります。

(2024年1月22日 更新)


 八戸工業大学では、カーボンニュートラルに資する人材の育成に注力し、この分野の教育を強化すべく、地域産業界の関係企業・団体の皆様と2023年3月に「HITカーボンカーボンニュートラル人材育成協議会」を設立しました。産学官の連携により、カーボンニュートラルの推進に寄与する人材の育成等に資する事業展開を目指しています。

 本学では今年度後期より、環境問題や再生可能エネルギーなどについて学ぶ「カーボンニュートラル入門」(カーボンニュートラル教育プログラム)を開講し、本日22日(金)に初回講義が実施されました。

工学部工学科 折田久幸教授(機械工学コース担当)より、環境問題の歴史やカーボンニュートラルの重要性と、本講義を受講することの意義について話があり、受講者は熱心に耳を傾けていました。本講義には、受講を希望する八戸工業大学第一高等学校及び八戸工業大学第二高等学校の生徒も参加しています。

本講義は全学部共通の共創教育科目(分野を超えた教育)として位置づけられ、1学年を対象に実施されます。全15回の講義はオムニバス形式で実施され、各専門分野を背景とした多彩な講師陣のもと、カーボンニュートラルについて検討するために必要な幅広い知識を習得することができる構成となっています。

本学は、今後も高等教育機関として地域と連携し、カーボンニュートラルに資する人材の育成、魅力的な人材育成プログラムの創出に努めてまいります。

(2023年9月22日 掲載)

●2023年10月3日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2023年10月3日 更新)