しまもりSDGs実践プロジェクトが、ふるさとルネッサンスと共催で「ほたる観賞会」を開催しました

 7月16日(日)に、八戸市島守地区において「ほたる観賞会」が開催されました。

 八戸工業大学生命環境科学コースの田中義幸教授は、地域の自然の豊かさに地元の方々が気づくことの重要性を説明しました。また、SDGsの取り組みに大学・専門家が加わることによって新たなストーリーが生まれ、付加価値が高まる可能性があることを様々な具体的事例とともに紹介しました。

 ふるさとルネッサンス(代表 上野大輔氏)ほたるの会顧問の元沢正光先生からは、20年間にわたる島守におけるほたる復活の取り組みと、同所の多様なほたるの分布に関する解説をしていただきました。

 観察会に参加された皆さんからは、複数の種類のほたるを間近に観察できる環境の価値を再認識することができた、たくさんのほたるに囲まれて豊かな時間を過ごすことができたとのコメントをいただきました。

 この会の開催にむけて、周辺の環境を整え、地域ステークホルダーとの調整を行い、長年の経験に基づいて気温などを検討の上、ほたるの観察に適した日程を選んでいただいたふるさとルネッサンスほたるの会の皆さんに深く感謝いたします。

(2023年7月19日 掲載)