地域産業総合研究所主催で「ブルーカーボンについての講演会」を開催しました(2/28更新)

 2月20日(月)に、八甲田丸(青森市柳川)において、「ブルーカーボンについての講演会」が開催されました。ジャパンブルーエコノミー技術研究組合の桑江朝比呂理事長に基調講演をいただき、海草や海藻による光合成を促進させることが温暖化などの地球規模の環境問題への対策になり得ること、炭素循環だけでなく、それに付随する生物多様性や生態系機能にも高い価値が認められること、最近ブルーカーボンについてもクレジットとしての取引が活発に行われるようになってきたことなど興味深い知見をご紹介いただきました。
 桐原慎二客員教授には、陸奥湾におけるスゲアマモなどの海草に関する研究成果だけでなく、本学生命環境科学コースの卒業研究も含む、太平洋岸におけるマコンブなど海藻に関するブルーカーボン研究の成果も解説いただきました。
 あおもりみなとクラブの志田崇理事には、陸奥湾におけるこれまでの取り組みをご紹介の上、漁業者・非営利団体・企業・行政・大学などが連携して青森県におけるブルーカーボンに関する取り組みを推進するための「あおもりブルーカーボン研究会」設立構想を提案いただきました。
 本事業は八戸工業大学地域産業総合研究所が主催しました。

●2023年2月20日(RABニュースレーダー)
ブルーカーボン研究会 設立へ 温暖化の抑止へ
(現在はリンク切れとなっています。)

(2023年2月22日 掲載)

●2023年2月21日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご確認いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2023年2月24日 更新)