八戸平和病院の新型コロナ専用病棟開設に伴う空調検証を行いました(11/12更新)

 本学の新型コロナウイルス医療支援第10弾として、10月21日、八戸平和病院と共同で新型コロナ専用病棟の空調検証を行いました。検証に先立ち、今回の経緯について記者会見を実施しました。本学からは、学長補佐 金子賢治 教授、機械工学科 浅川拓克 准教授、土木建築工学科 小藤一樹 准教授が出席しました。
 金子教授は本学の研究ブランディング事業「ARCH PROJECT」に触れ、大学として地域医療に関わってきたことを説明。新型コロナウイルス感染症の対応においても、医療機関と連携し地域貢献していることを強調しました。
 これまでも地域の医療機関と新型コロナ対応に取り組んできた浅川准教授は、今回の空調検証について解説しました。微粒子を可視化し、高精度なパーティクルカウンターで計測することにより、飛沫の広がり方や換気時間を検証するとのこと。
 また、小藤准教授は建築の専門家という立場から、病院における設計面に言及。空調検証に伴い、病棟全体の計画や排煙・避難計画についてもアドバイスしたいと話しました。

 記者会見終了後、実際に病棟で空調検証を行いました。ウイルスに見立てたフォグを発生させ、どのくらいの時間で換気が終了するかなどを実験しました。

 本学は今後も、新型コロナウイルス感染症を乗り越えるべく地域の医療支援を続けてまいります。

(2021年10月25日 掲載)

本件について、以下のメディアで取り上げられました。

●2021年10月21日
あっぷるワイド(NHK青森放送局)
ATVニュース(青森テレビ)

●2021年10月22日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

●2021年11月9日(東奥日報)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2021年11月12日 掲載)