新型コロナウイルス医療現場支援について

 本学では3月上旬より新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、医療現場に向けた支援の準備をしてきました。この度八戸市立市民病院からの依頼により、陽陰圧化可能医療用空気清浄機及びサーモカメラを貸与しました。

 陽陰圧化可能医療用空気清浄機は、空気感染(インフルエンザ・結核・SARS・麻しん等)対策の陰陽圧テント・感染症外来医療機関などの早急な対応が必要な際に多目的に活用できる機器であり、今回の貸与は八戸市民病院の一部病室を陰圧化(感染症対応)することで、医療従事者や患者を院内感染から守ることを目的としています。

 写真は2017年度の工学部機械工学科 浅川研究室の卒業研究において、八戸へ寄港した外国船内での未知のウイルスの発生を想定し、簡易型隔離室を船内へ設置するシミュレーションをしたときのものです。また、サーモカメラは外来患者の体温の測定に使用します。

 さらに、八戸工業大学では、新型コロナウイルス感染症と戦う医療関係者への感謝と応援の気持ちをこめて、ブルーライトアップおよび青色をテーマとした飾りつけを行う予定です。

 詳細につきましては、後日ご案内いたします。     

    

※陽陰圧化可能医療用空気清浄機     ※サーモカメラ(FLIR C2)