建築・土木工学コース「総合デザインⅠ」でキャンパスのリデザインを提案

 建築・土木工学コース3年対象の「総合デザインⅠ」では、「リデザイン・HITキャンパス」と題し、学内の環境整備をテーマにグループワークを行っています。約50名が8班に分かれ、学内の調査やアンケートを実施。心地良い居場所づくりや教育の充実、学生と教職員の交流促進をめざす案について、より良いキャンパスづくりの検討を重ねました。

 6月には中間発表会が行われました。敷地内の空き地を宿泊施設として活用する案や、学内での共有スペースを改善する案など、学生ならではの視点で考えられたものが発表されました。普段大学で過ごす中で、課題を感じる部分に着目しているようでした。それぞれの提案に対し、出席した教職員から多くの質問が寄せられました。

 中間発表会から見えてきた改善点を踏まえ、提案をブラッシュアップした学生たち。7月24日(月)に、最終報告会が行われました。管理体制などを含めてこれまでの案をより深めた班や、着眼点はそのままに大きく発想を変えた班など、検討が進んだ様子でした。

 この講義においては、中間発表、最終報告ともに、大学環境整備に関わる法人事務局の職員も出席しました。学生の提案が、今後のより良いキャンパスづくりに繋がることが期待されます。

(2023年7月25日 掲載)