体験型公開講座「家づくりフォーラム」を第一ホームさんとの共催で開催しました

 11月11日、建築・土木工学コースの体験型公開講座「家づくりフォーラム」では、「小学生の建築模型づくり体験」と「学生提案住宅の公開審査」を株式会社第一ホームさんとの共催により同時開催しました。小学生の建築模型づくり体験では、将来の建築家を目指して参加した子ども達が、福士譲准教授の指揮のもと思い思いの色を塗り、小さな家づくりに挑戦しました。参加した子供達だけでなく、同行したご家族はもちろん、本学2年生の作業補助により、終始和やかな雰囲気で自分だけの家を完成させました。

 コラボレーション企画では、第一ホームさんが実際に所有している土地を対象に、本学生が住宅提案のプレゼンテーションを行いました。当日は小藤一樹教授をはじめ黒坂貴裕教授、そしてゲスト審査員として堀内将人非常勤講師、第一ホーム田中佑弥店長、田中莉奈さん(本学卒業生)の審査員5名による審査・講評も公開で行われました。課題は建築設計Ⅳにおける演習の一部となりますが、授業内での取組みとは違う緊張感の中、コンセプチャルな計画と印象的な図面表現でプレゼンテーションに臨みました。福士譲准教授の司会進行のもと、各学生によるプレゼンテーションに対し審査員の質問、批評を繰り返しながら進められました。いずれも魅力的な作品ばかりでしたが、審査の結果、最優秀賞に新屋歩さん、優秀賞は同率で市川みうさん、久保田琳さん(いずれも建築・土木工学コース3年)となりました。学生自身にとっても、普段の教室での講評会とは違った刺激的で学びの多い有意義な時間になったようです。

(2023年12月26日 掲載)