令和2年度学生チャレンジプロジェクト成果発表会を開催しました

学生チャレンジプロジェクト事業(学チャレ)は、学生が自ら企画する調査・研究、地域貢献、ボランティア活動などのプロジェクトに対し助成を行い、キャンパス生活をより充実させる機会を提供することを目的とした事業です。
 3月11日(木)、八戸工業大学多目的ホールにおいて、令和2年度プロジェクト『新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する「今だからできること」』、『SDGs(持続可能な開発目標)に関する活動』について成果報告会を開催しました。

学長を含めた4名の審査員による審査が行われ、以下の通り、賞が決定しました。

特別賞 
 「マイクロプラスチックに関する活動」 Team MTY 

 生命環境科学科の専門分野である「化学」と「生物」の観点から、マイクロプラスチックに関する以下の研究を行った。
 ①プラスチック製品に紫外線を照射しどのようになるか、分析を行い評価
 ②ミジンコと蛍光微粒子を用いて、生体内におけるマイクロプラスチックの影響を検討
 今後も、ミジンコを別の生物(メダカや植物など)に変え、生物体内に取り込まれた際どのようになるか、また海岸でマイクロプラスチックを回収してGC-MS分析を行い、八戸市に漂着するマイクロプラスチックにはどのような物質が吸着しているのかなどの研究に取り組みたい。

最優秀賞 
 「水回りの再建#Cleanなphotospot化」 Remakers

もとからある場所や物を再び親しみや活気付けすることを目的とし、Cleanな fhoto spot化の実現に取り組んでいる。今年は、リメイク活動を行うためのアイデア構想・調査のほか、3班にわかれ、模型製作とアイデアのまとめをした。引き続き、一つの目標に向かって、本格的に何を作るか、はっきりとしたイメージを持って活動に取り組みたい。

優秀賞 
 「がんばろう学生~新型コロナウィルスに負けずに学生生活を楽しむために~」 がんばろう学生プロジェクトチーム

LINEが提供している「LINE Developers」を利用しつつ、そこにPHPを使用してWebの情報を取り込めるbotの仕組みづくりを行った。K-hit(休講・補講情報など)に対応できていないので、今後は対応先を増やし、また、Webアプリの開発も継続していきたい。

学長賞
 「コロナ超・対策」 まんけんエモーション・グループ

グループ員のデザインスキル・イラストレーションスキルを活かし、メディアを活用して新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける活動を行った。
「超・コロナ対策」冊子を制作し、市内の様々な施設等に閲覧用として無料配布した。また、ポスター制作も行い、主に学内に掲示し、感染対策を呼びかけた。今後も様々な場所でのメディアを活用した広報活動に努めていきたい。

努力賞
 「ゲームで知る『SDGs』」 ゲーム研究部

ゲームを用いてSDGsについて考えるきっかけ作りを考えた。SDGsカードゲーム「THE SDGs Action cardgame “X(クロス)”」(金沢工業大学SDGs推進センターと株式会社リバースプロジェクトが共同開発)を利用し、オンラインを利用したディスカッションを行いながら、自分たちでオリジナルルールのカスタマイズを行った。引き続き、実際にゲームをプレイしているところを撮影して、紹介する動画を撮影するなど、ゲーム開発元にコンタクトを取り、公開に努めたい。