平成29年度「学生チャレンジプロジェクト事業」成果発表会を開催しました

6月8日(金)メディアセンターホールにて、平成29年度「学生チャレンジプロジェクト」成果発表会を開催しました。

学生チャレンジプロジェクトは、八戸工業大学に在籍する大学院学生または学部学生が、自ら企画する調査・研究、地域貢献、ボランティア活動などのプロジェクトについて助成することを目的とした事業です。

平成29年度採択された14件のプロジェクトの成果について、審査員の厳正なる審査の結果、最優秀賞・優秀賞・特別賞が決定しました。表彰式では、受賞団体に表彰状が手渡されました。

最優秀賞

「縄文デザインプロジェクト」 縄文デザインプロジェクトチーム

現在、国内外において縄文の土器の文様などの文化に関心が高まってきています。これを機に是川縄文の良さを地域の人たちに学んでもらい、外部との交流を図りたいとプロジェクトを発足しました。是川縄文の文様をリデザインし、是川縄文祭などで、ワークショップを開催しました。製作した縄文グッズは、是川縄文館で販売されることとなり、この活動を通し、地域の方に感性デザイン学科の活動を知ってもらうきっかけにもなったと思います。

優秀賞

「Shinkansen days ~在来線から新幹線、そして未来へ~」 ぐっjob advanced

ジオラマを通し、青森県内外の人々に青森の魅力や公共交通機関のメリットを周知し、青森県の観光の活性化と地域に貢献することを目的とし活動しました。 あおもりの名所を詰め込んだジオラマを製作し、東北新幹線八戸延伸開業15周年記念イベント等で展示を行いました。各種SNSでも、制作状況や展示情報を発信しています。

特別賞

「裂織mob.プロジェクト」 裂織プロダクト

裂織に用いられる伝統的な地機は、重くて取扱いが不便など、様々な問題点があります。より多くの人に地域の伝統文化を学ぶ機会を創出することを目的とし、従来の地機をより織りやすく、誰でも気軽に挑戦できるよう開発を行いました。ポータブル化や利便性なども考案しながら、設計図を作図し、地機の試作機を製作しました。

以下、関連の新聞記事です。あわせて、ご覧ください。
2018613日デーリー新聞記事
学生が地域を元気に 縄文模様のグッズ、鉄道ジオラマで観光PR 八工大「プロジェクト」発表会

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成果発表の様子(縄文デザインプロジェクトチーム)

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集合写真