日 時:令和4年7月28日(木) 15時00分~16時30分
場 所:八戸工業大学 メディアセンターホール
議 題:
1.令和3年度事業報告
 【資料1】をもとに、各研究会より令和3年度の活動について報告があった。新型コロナウィルスの影響により取りやめなどもある中、対面以外での形式で開催するなどの報告もあった。審議の結果、異議なく承認された。
2.令和4年度事業計画
 【資料2】をもとに、各研究会より令和4年度の事業計画について発表された。続く新型コロナウィルスの影響下ではあるが、HPなどでの周知や補助金獲得への動きなどについて、説明があった。審議の結果、異議なく承認された。
3.役員の選出・改選について
 事務局より【資料3】をもとに、新任役員候補である、山内一晃 氏(エイコウコンサルタンツ株式会社 代表取締役)の副会長選出と、現HOP副会長の馬渡光章 氏(株式会社アイテック 取締役技術顧問)の退任について説明があった。審議の結果、異議なく承認された。

□各研究会との意見交換(ディスカッション)
 研究会同士での意見交換を行い、以下の様な内容について話し合われた。

○情報教育研究会の小中学校とのつながりはどうでしょうか
 →情報教育の部分で言えば、教員は専門ではないが担当となる可能性があり、何をしてよいかわからないので大変とのこと。マニュアルや教材づくりなどサポートができればと思っています。

○IoT活用について、建設業などはどのような活用が期待されるでしょうか
 →測量の点から、当時は3人での作業が必要だったものが、今では1人でもできてしまう装置などがあります。基本的に人員不足がある中で、より便利な環境となっています。
 →当時は安くて効率の良いものをみんなが使用していたが、今はカーボンニュートラルやSDGsの観点から見直されている点があるかと思います。これに対して、例えば従来のものより二酸化炭素排出が減った、増えたなどの数値化・可視化ができるツールあるとよいかと考えます。

○若い人財へのアプローチについて、何か対応・対策などありますでしょうか
 →まず、若い人が土について知る機会や数が少なくなっていて、継承の問題が出ています。また、地盤調査の面からですが、国や地域で基準が違うので経験が何よりものを言います。大事な論文や数値などを気付かない人が多くなっていることを感じているところです。
 →生物を研究している人は土が好きだと思いますし、山に登ったりします。その際に写真を撮るなどでインターネットを通じて発信するなど、若い人へのアプローチなどはどうでしょうか。
 →リケジョでは、HP公開や規模が小さいながらも公開講座の実施などをしております。またいろんな実験などありますが、その結果など見やすい工夫をしています。
 →Youtubeでのアップなどは、個人情報の観点から気を付けることも多く、発信しやすいけど難しさも感じます。

○研究会について、組織する際の対応・対策についてどうでしょうか
 →まず、研究会を組織するにあたって、学内だけでの動きになっていたりしませんでしょうか。うまく外からの人を取り込む形で検討してください。
 →なかなか同業のなかでの意見交換は無いので、この場をうまく活用したい。
 →デザイン系の研究会について、立上げられるとよいです。工学系とのコラボについてなど、幅が広がりそうです。

○SDGsを進めるにあたり、地域密着型を目指すのか、それとも他県などまたぐなど幅広い展開を考えるべきなのでしょうか
 →今は欲張らず、まずは柱となるように地元や近しいところでの活動がよいのかと思います。

以上。