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出身地 | 新潟県 |
出身校 | 東北大学大学院 |
経歴 | 東北大学助手(工学部・化学工学科) |
■現職活動 | |
管理職名 | 機械情報技術学科長、大学院機械・生物化学工学専攻主任、工作技術センター所長 |
専門分野 | 熱工学、噴霧工学 |
所属学会 | 日本機械学会、自動車技術会、化学工学会、日本液体微粒化学会、日本伝熱学会、日本工学教育協会、日本設計工学会 |
担当科目 | 熱・流体学基礎/基礎設計製図/熱力学/熱工学/機械工学演習T・U/熱工学特論(大学院)/流体システム工学特論(大学院)/特別演習(大学院)/特別研究(大学院) |
研究テーマ1 | 超高速回転による液体の微粒化特性超高速回転する回転体を用いて液体を微粒化します。この技術は自動車工場における塗装や食品製造など広範囲で使われています。 |
研究テーマ2 | 局所的高速気流による液体の分裂特性高速の空気流を用いて液体を吹きちぎるメカニズムを観察します。エンジンやボイラーの燃焼などを支える重要な研究です。 |
研究テーマ3 | ノズル内キャビテーションによる液体微粒化促進管内を流れる液体に気泡が発生・消滅すると、液体の流れが乱れることを利用して、微粒化するメカニズムを探ります。 |
研究テーマ4 | |
参加プロジェクト 委託研究実績 |
高速回転中における回転カップ表面の液体流動特性の解析(ホンダエンジニアリング、東北大学、弘前大学など) ほか |
作品・製品・著書 | 微粒子工学大系(フジテクノシステム) 伊吉書院「テクノと暮らし」 回転体表面からの液体の微粒化(日本機械学会論文集) スラリー燃料の噴霧燃焼シミュレーション(燃料協会誌) ほか多数 |
社会貢献 | 日本液体微粒化学会理事 自動車技術会フェロー・東北支部監査役 日本設計工学会・商議員 |
■出張講義 2017 | |
講義系統 | 機械系/エネルギー系 |
講義テーマ1 | 日本の車はなぜ美しい?塗装のひみつを探る 最近カラフルで美しい塗装の自動車が増えていると思いませんか?自動車の塗装は、どのように行われているのでしょうか?そして日本の自動車企業はどのような工夫をして美しい自動車に仕上げているのでしょうか?一般にはほとんど知られていない塗装技術のひみつをわかりやすく紹介します。 |
講義テーマ2 | 微分・積分って何の役に立つの?工学への応用を考える 高校で習う微分と積分。大切であることはわかるけど、私たちの生活で、それがどのように役立っているのかわかりますか?身近な現象や日常生活での応用例をあげて、微分・積分がいかに大切で暮らしに役立っているのかを紹介します。 |
講義テーマ3 | 機械工学でなぜ霧を作るの?省エネルギーのための噴霧を考える 機械工学というと、油まみれの「機械」というイメージがあるかも知れません。しかし、機械工学は、われわれの生活に必要不可欠なエネルギーを扱う重要な分野なのです。ここでは、機械工学なのに霧を作るということが、いかに大切なのかをわかりやすく解説します。 |
講義テーマ4 | 物が燃える、物を燃やす〜暮らしの中の省エネルギー技術 燃焼技術は冬の暖房から発電まで、暮らしの中で非常に大切な技術であり、エネルギー資源の有効利用は資源を持たない日本にとっては差し迫った重要課題です。ここでは、石油などの燃料をなぜ霧状にして燃やす必要があるのか、また、その霧を作る技術は暮らしの中でどのように利用されているのかをわかりやすく解説します。 |
講義テーマ5 | |
講義テーマ6 | |
■個人として | |
この道に進んだ きっかけ |
大学も学部も、どちらかと言えば何も考えずに、父や兄と全く同じ道を選んでしまった。研究者の道に進んだのは、微粒化のメカニズムにひかれたから。 |
将来の夢 | 研究面では色々あるが、たった一つというのであれば、一人でも多くの卒業生が日本で、世界で活躍してくれること。 |
趣味 | 落語観賞、映画観賞、ゴルフ |
座右の銘または 生活信条 |
研究では、Experiment First! まずトライしてみよう! 人間としては「らしく、ぶらず」、研究者らしく、しかし、研究者ぶらず。 |
■メッセージ | |
企業へ | 東北大学の沸騰・微粒化研究の世界的先駆者は「わからないことがあれば、自分のところに聞きに来なさい」という姿勢だったという。それは、自分がすべてを知っているのではなく、それぞれの道の専門家も紹介できるということ。どんな問題でも視点を変えれば光が見えてくることも。 |
高校生へ | 自分は機械工学が好きで、化学工学は「化学」という文字があるだけで敬遠してしまった。勉強不足といえばそれまでだが、機械工学はとても幅広く、化学工学は機械工学の熱・流体分野とかなりオーバーラップしていることを後から知った。現代はオープンキャンパスやホームページで、大学の情報が簡単に入手できる。よく研究してみよう! |
■選択キーワード | |
エネルギー 地球環境 自動車・宇宙 医工・薬品・健康 |
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■選択キーワード内容 | |
噴霧を利用した燃焼(噴霧燃焼)は、エネルギー生成に必要です。 効率の良い噴霧燃焼は、省エネルギーやCO2削減に貢献します。 自動車の噴霧塗装技術に液体微粒化技術は必須です。 液体の微粒化技術は、医薬品などの微細粒子生成にも使われます。 |
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■共同利用が可能な装置・機器等 | |
なし |
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