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所属 バイオ環境工学科、大学院機械・生物化学工学専攻/准教授
氏名 鮎川 恵理/(あゆかわ えり)
メール ayukawa●hi-tech.ac.jp
●を@に変更して送信してください。
WEBサイト

■個人キーワード
1、 植物個体群
2、 植物群集・群落
3、 繁殖生態学
4、 フェノロジー
5、 蘚苔類(コケ植物)

出身地 東京都
出身校 東京農工大学大学院、総合研究大学院大学
経歴
■現職活動
管理職名
専門分野 植物生態学
所属学会 日本生態学会、日本蘚苔類学会、植生学会
担当科目 生命科学/環境生物学/環境とエネルギー/バイオ環境工学基礎実験/生物環境化学工学実験U ほか
研究テーマ1

奥入瀬渓流のコケ植物フロラとその環境要因について

奥入瀬渓流のコケ植物はこの流域の景観を特徴づけているだけではなく、流域の生態系において樹木の倒木上更新や、昆虫、土壌動物などの生息地、鳥類の巣材としての利用などのさまざまな役割を果たしています。この流域の生態系の永続的な維持を考える上で、現状のコケ植物フロラと各種の生育環境との関連を詳細に理解し、その知見を保護に活かすことは大変重要です。しかし、これまでの奥入瀬渓流のコケ植物の研究例はほとんどありません。2011年より、奥入瀬渓流の生態系の健全な維持を視野に入れ、現状の奥入瀬渓流の蘚苔類フロラと生育環境との関係を明らかにすることを目的として研究しています

研究テーマ2

東北地方太平洋沖地震にともなう大津波による三陸海岸最北部の海岸植生の変化

八戸地域の海岸植生の分布特性を調べるために、2010年に八戸市から岩手県久慈市までの5地点の自然海岸において、植生調査を行っていました。その後、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震にともなう津波では、この調査地のほとんどが冠水したため、植生に大きな影響が与えられたと予想されます。そこで、2010年に得られた詳細な植生調査結果や生育基物の特徴と比較できるよう、同様な方法により調査を行っています。東北地方太平洋沖地震にともなう大津波という自然現象は、海岸の植物にどのような影響を与えているか、毎年モニタリングを行っています。

研究テーマ3

コケ植物のフェノロジー

コケ植物は卵や精子の成熟を経て、受精を行うことで胞子体を形成します。胞子体の成熟により、胞子のう内に胞子がつくられ、胞子の成熟をへて胞子が散布されます。この卵、精子、胞子体の成熟の季節変化(フェノロジー)は、種によってさまざまです。年間を通した定期的なサンプリングと顕微鏡を使った観察・記録により、各種のフェノロジーの特性と分布地の気候条件などの環境との関係を調べています。

研究テーマ4

参加プロジェクト
委託研究実績
第42次日本南極地域観測隊(2000年−2001年)
極域陸上生態系の形成過程に関する研究(国立極地研究所、2004年)(ノルウェー領北極圏における野外調査、2004年)
作品・製品・著書 生態学が語る東日本大震災(文一総合出版、共著)
ベーシックマスター生態学(オーム社、共著)
コケ類研究の手引き(日本蘚苔類学会記念出版物編集委員会編、共著)
社会貢献 希少野生動植物種保存推進員(環境省、2012年-  )
青森県環境影響評価審議会委員(2012年- )
青森県環境審議会委員(2014年- )
NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会副理事長(2014年)
青森県公共事業評価等審議委員会及び青森県公共事業評価システム検討委員会(2016年- )
■出張講義 2017
講義系統 環境系
講義テーマ1

南極・北極からの警告

地球温暖化やオゾンホールの鍵を解き明かす、南極や北極ではどのようなことが起こっているのでしょうか。植物の研究者として第42次南極地域観測隊に参加し、ノルウェー領北極での植物調査の経験もある私が、南極や北極からみた地球環境についてお話します。

講義テーマ2

津波に負けない北三陸の海岸植生

2011年の大津波では、八戸から久慈市の海岸植生の一部は完全に冠水し、海水に浸ってしまいました。津波直前の植生と津波後の植生はどのように変わったのでしょうか。どの植物が影響をうけたのか、どのような性質の植物が影響を受けなかったのかなど、調査により明らかになってきたことについてお話します。

講義テーマ3

コケの森−奥入瀬渓流−

奥入瀬渓流は2013年に日本蘚苔類学会により、「日本の貴重なコケの森」に認定されました。コケ植物はどのような植物か、なぜ奥入瀬渓流ではコケがたくさん見られるのか、奥入瀬渓流ではコケはどのように生きているのか写真を交えてお話します。

講義テーマ4

講義テーマ5

講義テーマ6

■個人として
この道に進んだ
きっかけ
高山や極地をはじめとした野外で生物を調べる仕事にあこがれていました。大学、大学院時代の恩師がその道しるべを示してくれました。
将来の夢 うろうろと世界一周の旅行をすること。
趣味 野菜づくり、登山
座右の銘または
生活信条
マイペース
■メッセージ
企業へ コケ植物は緑化資材や苔玉として近年、注目されています。コケ植物の生態を専門としていますので、少しはお役に立てるかもしれません。
高校生へ 生物のことで、すでに分かっていることはごくわずか。それぞれの種が野外でどうやって生きているのか、調べれば調べるほど、分からないことだらけです。
野外に出て、じっくりと生物を見つめることが生態研究の第一歩だと思います。
■選択キーワード
生物・食品
遺伝子
■選択キーワード内容
生物と環境の相互作用を調べている。
研究対象が生物。
遺伝情報を用いた植物の散布状況の把握を行っている。
■共同利用が可能な装置・機器等
なし


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