Flash 研究室紹介
川本清准教授八戸工業大学
准教授 川本 清

プロフィール
出身校 :大阪大学大学院
専門分野:薄膜表面界面工学
研究対象:
●固体表面
●機能性薄膜
●物理教育
出張講義テーマ:
●光の進み方を光通信で考えよう
●真空のはなし
●表面・界面の科学
●理科を通して考えるエネルギー

~高校生へメッセージ~
学習において「理解する」「納得する」ことは大切です。「理解」し、「納得」したら、「記憶」して思いつくまま「活用」してみましょう。新しい「理解」につながるかもしれません。
光通信機をつくろう!
~八戸工大から国際光年に寄せて~
 2015年は「国際光年」でした。光にまつわる研究をまとめた最初の本が出てから1000年目の節目だから、というのが第一の理由とされています。この千年の間の光の研究の成果が、私達の生活を取り巻いています。このページをウェブブラウザで表示されているとしたら、その背後にも多数の光の技術が利用されています。 ディスプレイ装置はもちろん、光ファイバ通信網とそのための光源技術や光検出技術、写真が掲載されていればカメラのレンズや撮像素子の技術、PCの中の半導体素子を作るためにもフォトリソグラフィという光の技術が使われています。太陽電池から取り出した電気を使って、もしかすると、2014年のノーベル物理学賞に大いに関係する白色LED照明を灯した部屋でご覧になっているかもしれません。生活を豊かにする光は、光の工学に関するものだけではありません。 太陽の光は暖かく、美しい景色を浮かび上がらせます。古代より夜空に浮かぶ星々には神話が託されてきました。宝石は光を美しく散乱し、色づくガラスは組み合わせて窓に飾られました。視覚がとらえる世界は光にまつわる現象であふれています。「国際光年」は光技術の進歩を将来の発展につなげると共に、光環境について考える機会でもあります。
 これまで、川本は中高校生向けに、光学分野を光通信機の製作を通して学ぶ講座を実施してきました。2015年には「国際光年」にちなみ、この講座内容を電気電子システム学科4年の穴水、高橋がアレンジし、八戸工業大学学園祭に「光通信機」の製作として出展しました。この展示では、電子工作初心者でも製作が容易になるよう部品点数を抑えることで、小学生から大人の方まで、10~30分程度の工作を楽しんでいただきました。 送信機の発光ダイオードの明滅がうまく受信機に届くとメロディが流れます。鏡での反射や、レンズでの集光、プラスチックファイバーを通した光信号の伝送など、光学の実験にも使える科学のおもちゃです。本出展は学園祭の学科研究展示部門で「学長賞」をいただきました。
 光はとても身近な存在ですが、意識しなければそのありがたさを忘れてしまいがちです。私たちの活動が、光と私たちの生活の関わりを見つめ直すきっかけになれば幸いです。

~参考~
●国際光年ホームページ(日本)
  →http://iyl2015-japan.org/

~添付ファイル~
●学園祭での出展内容のリーフレット
  →(光通信機をつくろう!簡易版(工大祭2015).pdf)
●2013年に実施した講座の解説書
  →(光の進み方を見てみよう(サイエンス・サマーキャンプ2013).pdf)
  →(可視光通信用送受信機をつくろう(サイエンス・サマーキャンプ2013).pdf)

~学園祭での実際の様子~
川本研究室
写真右の学生:八戸工業大学 電気電子システム学科4年 穴水 裕之 君
※出身校:青森県立青森西高等学校卒
写真左の学生:八戸工業大学 電気電子システム学科4年 高橋 翔 君
※出身校:青森県立八戸中央高等学校卒
信山克義准教授八戸工業大学
准教授 信山 克義

プロフィール
出身校 :八戸工業大学大学院
専門分野:電子・電気材料工学
    :環境技術・環境材料
出張講義テーマ:
●トウモロコシからプラスチック!?
●大学の役割と進学の意義

~高校生へメッセージ~
研究を通して地球温暖化問題の解決に取り組むことができます。
地元の魅力をジオラマでPR
 私たち信山(しんやま)研究室では、八戸地域の魅力をPRするジオラマを2009年から毎年制作し、学園祭で展示しています。
 私たちは、東日本大震災から自然の驚異を実感し、自然と共存していくことの大切さを学びました。その後、八戸の種差海岸付近が三陸復興国立公園に指定されましたが、地元の素晴らしさを県内外の多くの人々へPRし、地域の活性化に繋げたいと思い、種差海岸付近をテーマにしたジオラマを制作しました。
 ジオラマは縦1.8メートル、横2.7メートルの大きさで、三社大祭の山車や八戸えんぶり、合唱土偶などをイメージした模型の周りを模型列車が走るようになっています。 JR東日本が運行している全席レストラン空間の列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」の運行ルートを再現し、線路の下には電気配線が通っており、手回し発電機で模型列車を走らせることができます。通過する駅にはセンサーが付いており、模型列車が停車すると私たちが取材し撮影した各地の映像が流れます。模型列車には小型カメラも搭載しており、旅をしているような感覚を味わうことができます。 学園祭当日は県内外の多くの人々が訪れ、特に子供たちが手回し発電機で動く模型列車に興味を示していました。
 本学には学園祭において優れた展示を行った団体を表彰する制度があり、私たちの研究室は2010年に学務部長賞、2011年に学長賞、2012~2015年は4年連続して学務部長賞に選ばれました。また、私たちの取り組みは2013年度「学生チャレンジプロジェクト事業(通称:学チャレ)」に採択され、2014年3月に八戸市の八食センターとシンフォニープラザ沼館にて一般公開し、多くの観光客や家族連れが訪れました。
(参考)
 ●新聞報道
 ●BeFMはちのへ☆リポーターズ
また、私たちの取り組みを学チャレ報告会で発表した結果、最優秀賞に選ばれました。
 私たちは、2015年度学チャレ採択プロジェクト「ぐっとくるジオラマ」のメンバー(団体名:ぐっJOB)にも加わっています。 2015年の学園祭展示では、「ぐっJOB」のメンバーの皆さんにも手伝っていただきました。
 私たちは、これからも研究活動とともにジオラマ制作を通した地域貢献活動を行っていきます。

~学園祭での実際の様子~
信山研究室
学園祭の際に展示したジオラマを観覧する来場者達

~学園祭前の準備の様子~
信山研究室 信山研究室
写真左の学生 :八戸工業大学 電気電子システム学科4年 佐々木 健太郎 君
※出身校:八戸工業大学第一高等学校卒
写真中央の学生:八戸工業大学 電気電子システム学科4年 鳥山 俊幸 君
※出身校:八戸工業大学第一高等学校卒
写真右の学生 :八戸工業大学 電気電子システム学科4年 田中 亨 君
※出身校:青森県立八戸工業高等学校卒
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