八戸工業大学

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「柿渋と微生物で有害物質除去」に関する新聞報道について

本学バイオ環境工学科の鶴田猛彦教授の研究グループが、柿渋と微生物を使って鉄を含むクロムメッキ廃液から有害な六価クロムを除去する技術を開発したと新聞に報道されました.

単体のクロムは安定した金属で、たとえば、家庭用品のめっきのほとんどはクロムめっきが用いられています。ただし、クロムめっきには非常に強い酸化能力を持つ六価クロムの化合物、三酸化クロムや二クロム酸カリウムを用います。六価クロムが皮膚や粘膜に付着した状態を放置すると皮膚炎や腫瘍の原因となり、長期間に亘って鼻腔から吸収し続けると鼻中隔に慢性的な潰瘍が継続して生じ、鼻中隔穿孔(びちゅうかくせんこう)を発症することもあります。

通常、六価クロムは還元剤によって還元して自然界に多く存在する三価クロム(体内にも約2ミリグラム存在)に無害化されます。ただし、それにはそれなりのコストがかかります。

鶴田教授らは、メッキ工場から提供を受けた廃液から微生物で鉄化合物を取り除いた後、柿渋ゲルで六価クロムを除去できることを確認しました。鶴田教授ら開発した手法は、従来の方法に比べて環境への負荷が少なく、コスト削減も可能で、今後の展開が期待されています。

以下は新聞掲載された記事です。
あわせてお読みください。

微生物と柿渋使い 廃液処理システム 八工大・鶴田教授開発(2016年7月23日東奥日報)

柿渋と微生物で有害物質除去 クロムメッキ廃液をリサイクル 環境不可少なく コスト面改善も 八工大・鶴田教授が開発(2016年7月23日デーリー東北)

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